山 行 報 告


2008/5/2〜3  北蔵王 刈田岳〜雁戸山



メンバー:根来、長谷川
記録:長谷川



八方平への下り 八方平避難小屋 避難小屋にて 雁戸山を望む 休憩
熊野岳方面 馬の背を目指して ツボスミレ ニリンソウ フキノトウ
ブナ林の下り ミヤマカタバミ カタクリ キクザキイチゲ エゾエンゴクサ
エンレイソウ オウレン



【コースタイム】
[2日]
山形駅(9:30)⇒刈田岳バス停(11:20)→熊野岳避難小屋(11:50)→名号峰(14:00)→八方平避難小屋(15:40)

[3日]
八方平避難小屋(6:05)→南雁戸山(6:45)→雁戸山(7:30)→新山分岐点(8:20)→林道(10:45)→新山バス停(12:20)→山形駅(12:45)


【記録】
[2日]
 刈田岳駐車場は観光客でにぎやかだ。でも、次のバスが出るまで2時間もあるそうな。「そんなに見るとこないのになー」と小声で呟きながら出発。

 熊野岳避難小屋まではぬかるみの道で歩きにくい。観光客はみんな同じ長靴をはいている。どこかで貸しているらしい。ここから喧騒とサヨナラし、名号峰にむかう。

 しかし、雪が少なく踏み抜きばかりで全然進まない。追分を過ぎようやっと安定した雪面を歩けるようになるが、名号峰の登りで藪こぎ+踏み抜きでかなり疲れる。

 ブナ林になると雪も安定して長い下りとなる。しばらくの登り返しでようやっと八方平避難小屋に到着。私たちの貸切。


[3日]
 相変わらず、藪こぎ+踏み抜き。南雁戸山へ急登が続く。今日は霧が出ていて何も見えない。雁戸山から笹谷峠に向かうが、夏道は山腹をまいているみたいでわからない。

 稜線通しに行くが途中で雪がなくなり猛烈な藪こぎになる。「もうやめた」と新山集落に下りることにする。道は尾根から外れた所でわからなくなるが、地図で確認の上ブナ林の沢を一気に下降する。

 途中から道を見つけられた。ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサク、ニリンソウなどが大群生している。

 やがて荒れた林道を嫌になるほど歩くと、里に着く。